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住宅ローンが払えないけど住み続けるには?対処法【専門家が解説】

住宅ローンが払えないときの対処法【専門家が解説】

ある日突然、「住宅ローンが払えなくなる」と感じることは、誰にでも起こり得ます。病気やケガをして働けなくなってしまった、会社の倒産やリストラ、家族の介護が必要になった、離婚することになったなど、人生には日々さまざまなことが起こります。

住宅ローンが払えないけど住み続けるには、リースバックがおすすめです。リースバック専門店「イエする」はこれまで、住宅ローンが払えなくなってしまった多くの方々の問題を解決してきました。お急ぎの方は無料相談からお気軽にご相談ください。

住宅ローンが払えない状況になったとしたら、できる限り早く対処することが重要です。この先も安心して暮らしていけるように、最適な対処法を選びましょう。この記事では、住宅ローンを払えないときの対処法を詳しく解説します。

目次

住宅ローンが払えなくなる主な原因

住宅ローンが払えなくなる背景には、さまざまな理由が影響しています。具体的にどのような事情が関係しているのかを紹介します。

生活の変化(離婚、子育て、介護)

生活の変化は、家計に予期しない負担をもたらすことがあります。たとえば、共働き世帯は、離婚をすることで世帯年収が減少します。他にも、子育てに時間がかかるようになったり、家族の介護が必要な状況になることで、これまで通り働けなくなり、世帯収入が減ることがあります。

また、親が老人ホームに入居することになり、入居費用を負担するなど、予想していなかった出費が増えることもあります。これらの事情により、住宅ローンを払えなくなってしまうケースです。

収入の減少(リストラ、会社の倒産、ボーナス減など)

安定した収入が途絶えることは、住宅ローンの返済計画を大きく狂わせます。突然のリストラや会社の倒産、業績悪化によりボーナスが支給されないなど、収入が大きく減少することは意図せずに起こります。

近年も新型コロナウイルスの影響により収入が減少した方や、物価高騰による生活費の支出が増え、家計が赤字になったりする方が多くいらっしゃいます。

健康的な理由(ケガ、病気、うつ病など)

健康上の理由が原因で、収入の減少や、予期せぬ医療費の出費が増えることはよくあります。長期の治療を伴う病気やケガは、仕事を続けることが難しくなることもあるでしょう。健康の問題は突然起こることが多く、個人の意志で防ぐことは難しいものです。

予期せぬ高額の出費(医療費、修繕費、教育費)

将来の出費に備えて貯蓄をしていたとしても、突発的な高額出費が発生することもあります。たとえば、自宅の設備が故障して大きな修理費用が必要になったり、子どもの大学進学などの教育費が高額になるケースがあります。

他にも、家族の健康問題で高額の医療費が必要になることもあるでしょう。このように、急に発生する高額な出費は、家計を大きく圧迫します。

無理なローン契約、収益用物件の業績悪化

これらのケースの多くが、初めから住宅ローンの返済計画が甘かったり、返済に無理があるローン契約をしているケースです。収入に対して過度な借入をしている場合は、少しの収入減少でもすぐに返済ができなくなることが多くみられます。

また、収益の見込みが立たない収益物件への投資や、収益物件としてマンションを購入したものの、空き家の期間が長くなった場合なども、返済計画を大きく乱れさせる原因となることが多くみられます。

自宅に住み続けたい場合の対処法

住宅ローンの返済が困難になっても、現在の自宅に住み続けたいという方はたくさんいらっしゃいます。自宅に住み続けるための具体的な対処法を紹介します。

まだ住宅ローンを滞納していない場合と、既に住宅ローンを滞納している場合とで利用できる対処方法が変わりますので注意してください。

まだ住宅ローン滞納していない1. 金融機関へ返済猶予の相談をする
2. 住宅ローンを借り換える
3. 保険が適用できるか確認する
4. リースバックを利用する
5. 個人再生を利用する
既に住宅ローンを滞納している4. リースバックを利用する
5. 個人再生を利用する

1. 金融機関へ返済猶予の相談をする

まず初めに行うことは、住宅ローンを契約している金融機関へ、返済が困難な状況であることを伝えて、返済猶予が可能か相談することです。

そして、返済猶予をしてもらっている間に、引き続き住宅ローンの返済を続けていけるように家計を立て直すのです。そうすれば自宅の所有権を失わずに住み続けることができます。

金融機関も住宅ローンの返済完了を望んでいますので、状況に応じて返済期間の変更(リスケジュール)や、返済額の調整を提案してくれることがあります。ただし、返済を猶予してもらっても住宅ローンの元本が減るわけではないので、これから先の返済計画を金融機関としっかり相談することが大切です。

2. 住宅ローンを借り換える

住宅ローンを別の金融機関へ借り換えることで、返済の負担を減らせる場合があります。別の金融機関の方が金利が低い場合は、利息分の支払いが下がることで返済額が軽減します。また、借り換えで返済期間を伸ばすことで、毎月の負担を軽くすることができます。

しかし、住宅ローンの借り換えには手数料、登記費用、保証料などの諸費用がかかります。複数の金融機関へ見積もりし、これらのコストを考慮した上で、借り換えることで経済的なメリットをもたらすかどうかを確認しましょう。

3. 保険が適用できるか確認する

病気やケガで住宅ローンの返済が困難になったときは、頼りになるのが保険です。特に、ご自身で加入している保険や、住宅ローン契約時の団体信用生命保険の適用ができるかを確認しましょう。

住宅ローンを組んだときに加入している「団体信用生命保険」は、債権者が死亡または高度障害になってしまった場合に適用されます。また、3大疾病や7大疾病などの特約を付けている場合も保険が適用されるので、契約内容を確認しましょう。

ご自身で加入している「医療保険」や「就業不能保障保険」など、収入が途絶えるリスクに備えている保険があれば、給付金を住宅ローン返済に充てることもできるでしょう。

4. リースバックを利用する

自宅に住み続けたいなら、リースバックが最適なケースがあります。リースバックは一言で言うと「売って借りる」方法です。

まず、リースバックの専門業者へ自宅を売却し、その売却金で住宅ローンを返済します。売却することで自宅の所有者ではなくなりますが、同時に賃貸借契約をして借りることで、資金を調達しつつ、住み慣れた自宅にそのまま住み続けることができます。

住宅ローンの返済が無くなり、家賃の支払いに変わることで、毎月の負担が少なくなる場合はリースバックが適しています。また、リースバックなら、将来的に自宅を買い戻す(再売買)ことが可能です。家計の経済状況が落ち着いたら、また買い戻して自宅の所有者に戻れることもポイントです。

今の自宅が気に入っている方や、子供の学区を変えたくない方、ペットを飼っている方によく選ばれます。

5. 個人再生を利用する

債務整理である「個人再生」を利用すると、住宅ローン以外の借金を減らすことができます。個人再生は、裁判所を通じて債務整理を行う方法です。「住宅資金貸付債権の特則(住宅ローン特則)」を利用することで、自宅を手放すことなく、住宅ローン以外の債務を大幅に減らすことができます。

ただし、個人再生で自宅に住み続けようとする場合は、住宅ローンの返済総額を減らすことはできません。住宅ローン以外の債務が大幅に減額されることで、住宅ローンの支払いを続けていける場合に利用を考えましょう。

債務整理を行うためには、弁護士や司法書士といった法律の専門家へ手数料が発生します。また、信用情報機関へ事故物件として登録されます(いわゆるブラックリスト)ので注意してください。債務整理できるか知りたい方は、弁護士や司法書士など法律の専門家に相談しましょう。

売却して引っ越しする場合の対処法

自宅を手放して引っ越しをしても良い場合は、売却方法として3種類あります。アンダーローンの場合は「通常の不動産売却」を、オーバーローンで残債が多い場合は「任意売却」がおすすめです。そして何も対処をせずに放置した場合は「競売」となります。

まだ住宅ローン滞納していない1. 通常の不動産で売却する
2. 任意売却をする
既に住宅ローンを滞納している1. 通常の不動産で売却する(急いで)
2. 任意売却をする(急いで)

1. 通常の不動産売却をする

住宅ローンの残高よりも売却額が高いアンダーローンの状態なら、売却代金で住宅ローンを一括完済できます。この場合は、通常の不動産売却がおすすめです。通常の不動産売却では、不動産を市場に流通させて広く購入者を募集します。この方法が最も高い価格で売ることができます。

ただし、売却完了まで3か月〜6か月程度かかるケースが多いので、できる限り早く不動産会社に相談しましょう。また、仲介をした不動産会社に対して、仲介手数料がかかります。

2. 任意売却をする

住宅ローンの残債よりも売却額が低いオーバーローンの状態で、残債が多くて別途調達することも難しい状況の場合は、任意売却が適しています。

任意売却は、債権者の同意をもらって抵当権を抹消し、不動産を売却する方法です。住宅ローン残債が残る状態でも売却することができ、さらに残った残債務を分割で返済していくことができます。競売と比べると任意売却の方が高く売れるので、競売されるよりも最終的な残債が少なくなることが期待できます。

住宅ローンが払えなくなったらどうなる?

住宅ローンが払えなくなり、滞納して放置すると、最終的には競売となります。競売は金銭的にも精神的にもダメージが大きいので、まずは回避できるように対処をしましょう。しかし、状況によっては自己破産をした方が良いケースも存在します。

最終的には競売となる

競売とは、裁判所が強制的に不動産を売却する手続きです。住宅ローンを3か月以上滞納したときに、債権者(保証会社など)が地方裁判所へ競売の申し立てを行います。

競売になると「不動産競売物件情報サイト」で全国に競売物件として公開され、オークション形式で落札されます。落札価格は、市場価格の50%~60%程度になることが一般的です。競売で安く売った分は残債が多く残ることになり、債務者には大きなデメリットです。

また、競売しても残った残債はその後も支払う義務があり、自己破産をしない限りこの請求からは逃れられません。車や給与などの不動産以外の資産を差し押さえられる場合があります。自己破産をするつもりがない場合は、競売を避ける方法を探しましょう。

自己破産をした方がいいケース

住宅ローン以外の借金も含めた負債総額が、手元の資産や収入を大きく上回り、返済が完全に不可能な状況であれば、自己破産をした方が良いでしょう。

病気やケガなどで、長期的に安定した収入を得ることが難しくなってしまった場合も、無理して借金を返そうとするよりも自己破産する方が最適な選択となるかもしれません。

自己破産をすることで、借金がゼロになります。法的に借金が免除され、住宅ローンやその他の借金もすべて免除されます。ただし、連帯保証人が付いている場合は、連帯保証人に請求が行きますので注意してください。

住宅ローンが払えないときの相談先

住宅ローンが払えなくても、金融機関や裁判所からの連絡を無視したり、夜逃げしたりしてはいけません。そんなことをしても状況は良くなりません。理想の暮らしのために、今できることを探していきましょう。

  1. 金融機関へ返済猶予を相談する(リスケジュール)
  2. 別の金融機関でローンを借り換える
  3. 保険が適用できるか確認する
  4. 住み続けたいならリースバック会社へ相談する
  5. 売却するなら不動産会社へ相談する
  6. 残債が高額なら任意売却の専門業者へ相談する
  7. ローンを複数抱えているなら法律の専門家へ相談する

まとめ

住宅ローンが払えない状況というのは、大きなストレスとなります。今後の生活がどうなってしまうのか心配で、頭がいっぱいになってしまうでしょう。しかし、適切な知識と対処法を知ることで、解決の糸口が見えてきます。

リースバック専門店「イエする」は専門店として、住宅ローンの支払いができなくなった多くの方々のお悩みを解決してきました。無料相談を24時間受け付けていますので、住宅ローンの返済に困っている方はお気軽にご相談ください。できる限り早く専門家に相談した方が、対処できる方法も多くなります。

住宅ローン払えない:よくある質問

住宅ローンの返済が難しい状況になってしまった場合、最初に何をすれば良いですか?

住宅ローンの返済が難しい状況になった場合、まず最初にローンを組んでいる金融機関に連絡し、状況を説明して相談してください。返済プランの見直しや一時的な返済猶予など、解決策を提案してくれることがあります。

住宅ローンの返済ができないと自宅を失うことになりますか?

住宅ローンの返済ができないと、最終的には自宅を失うことになります。ただし、それまでに金融機関との交渉や法的な手続きを利用することで、自宅を失わずに済む方法も存在します。リースバックを利用すると、自宅を売却してもそのまま住み続けることが可能です。

住宅ローンが払えない場合、クレジットカードの利用に影響はありますか?

住宅ローンの返済を3か月滞納すると、信用情報機関へ事故登録されます(いわゆるブラックリスト)。そうなると5〜7年間は新規でクレジットカードを作ることはできなくなります。また、既存のクレジットカードに関しても更新ができなくなったり、利用限度額の見直しが行われる可能性があります。

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