老後生活で問題になりがちな資金。長生きを喜べない生活や我慢を強いられる生活は、少し寂しいですよね。老後資金が心配な方は、自宅を活用してまとまった資金を確保する「リースバック」を検討するとよいかもしれません。
リースバックとは、どのような仕組みなのでしょうか。具体的な活用方法とあわせて解説するので参考にしてください。
あなたは大丈夫?老後に必要な資金を考える
老後生活に必要な資金は、収入と支出をもとに考えられます。平均的な高齢夫婦(無職)の収入と支出はどれくらいなのでしょうか。
平均的な高齢夫婦の収入と支出
金融審議会の資料(令和元年)によると、平均的な高齢夫婦(無職)の実収入は209,198円です。同資料によると、平均的な高齢夫婦(無職)の実支出は263,718円となっています。毎月5.5万円程度も、支出が収入を上回っているのです。
出典:金融庁金融審議会:市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」
老後生活のために用意したい資金の目安
収入と支出がわかったところで気になるのが、老後生活のために用意したい資金の目安です。具体的な資金の目安は、実際の収入や支出、さらには現在の年齢やライフスタイルで異なりますが、毎月5.5万円の不足が20年間続く見通しだと1,320万円、30年間続く見通しだと1,980万円が必要になります。
老後生活の資金はリースバックで用意できる
すでに老後生活に入っている場合、間もなく老後生活に入る場合、1,320~1,980万円の資金を新たに用意することは難しいかもしれません。お困りの方は、保有資産の自宅を活用するリースバックを検討するとよいでしょう。リースバックとは、どのような仕組みなのでしょうか。
老後生活のためのリースバック活用方法とは?
リースバックは、自宅を売却して資金を確保してから、新しいオーナーに家賃を払いつつ、自宅に住み続ける仕組みです。不動産売却と不動産賃貸を組み合わせた仕組みと理解すればよいでしょう。老後生活を見据えている場合、以下のメリットがあります。
資金を確保しながら家に住むことができる
最も大きなメリットは、自宅の売却によりまとまった資金を確保できることと資金確保後もこれまで通り自宅に住み続けられることです。通常の不動産売却とは、売却後も自宅に住み続けられる点が大きく異なります。
そのため住み慣れた住居から離れる必要がありません。引越しを必要としないため、転居先を見つけなくてよいことや転居費用がかからないことも魅力。手間や費用もかかりづらい方法といえます。
自宅に住み続けられる期間は契約内容で異なりますが、希望すれば現在の自宅で人生を全うすることも可能です。生活環境を維持しつつ、老後生活の資金を用意したいと考えている方に最適といえるでしょう。
維持費がかからない
老後生活の収支は、自宅の維持費で不安定になることがあります。持ち家の場合は固定資産税や都市計画税、マンションの場合はさらに管理費や修繕積立金がかかります。
リースバックで自宅を賃貸すれば、これらの費用を負担する必要はなくなります。すべて、新しいオーナーが負担することになるからです。リースバック利用後にかかる維持費は、基本的に家賃だけです。
毎月の支出が安定するため、老後生活の収支も安定しやすくなります。不確定な要素を減らせる点も、老後にリースバックを利用するメリットといえるでしょう。
医療や介護の出費に備えられる
老後生活を見据えると、医療費や介護費も心配になるはずです。リースバックは不動産売却であるため、確保した資金の用途に制限を設けていません。したがって、老後の医療や介護に備えることができます。
もちろん、確保した資金を、病院や介護施設の個室代などに充てることも可能です。ちなみに、厚生労働省の発表によると推計1入院当たりの医療費は111万8,777円(2019年7月)、日本生命文化センターの発表によると介護費用の平均月額は7.8万円です。
資金に余裕がない場合、これらの負担は大きな問題になります。医療費や介護費を捻出できる点も、リースバックを利用するメリットです。
出典:厚生労働省:推計1入院当たり医療費
出典:日本生命文化センター:平成30年度生命保険に関する全国実態調査
相続問題を解決できる
リースバックは、老後生活で無視できない相続問題を解決する手段としても有効です。相続で特に問題になりやすいのが、資産の大部分を不動産が占めるケース。単純に分割できないため、複数の相続人がいると争いに発展することがあります。我が家は家族、親族の仲が良いから大丈夫と思うかもしれませんが、相続で家族や親族の仲が崩壊してしまうケースは少なくありません。
リースバックで自宅を現金化すれば、分割しづらかった資産を均等に分割できるようになります。だから、相続問題を解決する手段として有効なのです。通常の不動産売却も自宅を現金化できますが、こちらは売却後の自宅に住めません。自宅に住み続けられるリースバックの方が、相続問題の解決策に適しているといえるでしょう。
老後生活のためにリースバックをお考えならイエするに!
以上の通り、リースバックは老後生活と非常に相性の良い仕組みです。検討を進めたい方は、リースバック専門店の当社「イエする」までお気軽にご相談ください。業界歴20年以上のベテランスタッフが中心となり、お客様の現状や希望をおうかがいしたうえで柔軟に調整するため、老後生活を見据えている方のお力になれるはずです。利用の流れは以下のようになっています。
イエするのリースバックには、以下の強みがあります。
- 必要な資金額やお支払い可能な家賃の額などを詳細にヒアリング。
- マーケット調査を実施してお客様にプランを提示。
- お客様のご希望をおうかがいして柔軟に条件調整。
- ご納得いただければ契約を締結して売却代金を一括でお支払い。
満足できる売却価格の提案
イエするは、お客様の物件情報と最新の相場情報をもとに的確な査定を行い、必要な資金額と売却後の計画などを参考に調整し、最適なプランを提案しています。
お客様のお話をおうかがいしたうえで、経験豊富なスタッフが最後の最後まで調整するので、他社とは一線を画するプランを提案できるのです。老後生活のため自宅を最大限活用したい場合は、イエするのリースバックが適しています。
スピーディーな対応
自宅を現金化するまでの期間が短い点も、イエするのリースバックの特徴です。条件次第では、最短5日間で現金化できます(実際にかかる期間はケースで異なるため、詳しくはお問合せください)。通常の不動産売却だと、相談から現金化まで3~6カ月程度かかります。今すぐ医療費や介護費が必要といった場合でも対応できるため、老後生活の資金確保に向いています。
柔軟なアドバイス
イエするでは、経験豊富なスタッフが、売却する理由や必要な資金の額、お支払い可能な家賃の額などをじっくりとおうかがいしたうえで、解決策を提案しています。また、提案に対する回答をいただいてから、ご事情を考慮したうえで条件を調整させていただいております。
お客様のお話がスタート地点なので、1人ひとりの状況に合わせたアドバイスや提案が可能です。老後の問題は個別性が高いため、柔軟に対応できる点もイエするの強みとなります。
老後生活の資金が不安ならリースバックを検討しましょう
金融審議会の資料によると、平均的な高齢夫婦(無職)の家計は毎月5.5万円の赤字です。この金額を参考にすると、老後生活には1,320~1,980万円程度が必要と考えられます。現実的な対策として挙げられるのが、自宅を売却して資金を確保してから、家賃を払いつつ自宅に住み続けるリースバックです。住み慣れた環境を維持しつつ、まとまった資金を確保できるうえ、相続問題なども解決できるため、老後生活に最適です。
もしリースバックに興味を持たれた方は、ぜひリースバック専門店である当社「イエする」にご相談ください。お客様のお話をじっくりおうかがいしたうえで、最適なプランを提案しています。老後生活の準備を一緒に進めてみませんか。